のり弁当 - 漫画の感想ブログ -

漫画の書評や読書感想を書いてます。時々、つぶやきもあります。

2017年の出版状況

d.hatena.ne.jp

 出版状況クロニクルに掲載された、2017年1月から4月までの出版状況ですが、とうとう雑誌の返品率が4ケ月連続で40%を超える事態。4月期で45.4%。ちょっともう異常な数字です。平均の数字なので、中には返品率が5割のものもあるかと。雑誌はもともと広告費で成り立っているので、出版社によっては1誌で億単位の広告収入があるから、広告を出稿するスポンサーが無くならない限り返品率が平均50%以上でも雑誌は残るといえば残るでしょうけど。ネット広告があるといってもスペース的な問題がある。動画広告がどうなるかという感じで、それでも動画と紙ベースの広告はやはり別物と思う。

 書籍は、たぶん印刷部数を抑えているはずなので、まだ、返品率は雑誌よりはマシ。コミックスは電子出版で若干、伸びが鈍化しているものの紙のコミックスにほとんど横並びの数字まで上がってきている在り様(通常の書籍は電子出版ではそれほど売り上げてないです)。Mookは返品率が5割。再出荷もあるにはあるけど、たぶん返品が増えるだけだと思う。

 あとは、コンビニの配送コスト。全盛期のコンビニの雑誌の売り上げは知らないですが、今現在は月額30万円。1日1万円の売り上げ(これも平均金額)。出版状況クロニクルが指摘しているように、コンビニへの配送コストがもう限界に近いとのことで、各社コンビニと取次店との調整が上手くいかなければ、雑誌を置いてないコンビニがいずれできるかもしれないです。

 最近、やたらと出版社の編集部が出てくる漫画が多い気がしますけど、何か業界を必死で宣伝しているように思えて仕方ないです。どうなのかわからないですが、ネットの物販とか旅行代理店やホテル業界と組むとか、出版の事業の枠を超えた形へ進むのもありかなぁ。

 雑記でした。