のり弁当 - 漫画の感想ブログ -

漫画の読書感想を書いてます。時々、つぶやきもあります。

サブカル文系女子の漫画『アレンとドラン』を、漫画『思い、思われ、ふり、ふられ』で解析してみた

人付き合いが下手で、マイナー映画の話ができる相手としか相性が合わない。でも「田舎から出れば、東京へ行けば、自分は変われる」と、思い込んでいたサブカル文系女子の主人公・林田(リンダ)。

この話は、以前、このブログでも紹介しました。

ibukiyama.hatenablog.com
一方、二人の女子高生がヒロインの漫画「思い、思われ、ふり、ふられ」(通称ふりふら)。設定がややこしいんですが、ヒロインの一人・山本朱里(やまもと あかり)が、もう一人のヒロイン・市原 由奈(いちはら ゆな)の幼馴染の同級生・乾 和臣(いぬい かずおみ)と、二人で帰宅途中、小高い丘の街の夜景が見れる場所で会話したシーン。(コミックス 2巻)

朱里がつぶやきます。

よく分からない、遠くのものに対しては、自分に都合いいようにしか見えない


こういうことって誰にでもあると思うんですが、一言で言えば「理想と現実」。自分は将来、ミュージシャンになって大活躍するんだ!と、若い頃から夢を追い続け、でも現実は10年経ってもちっとも売れない3流のミュージシャン。大なり小なり、誰にでも似た経験がありますよね。

 「アレンとドラン」の主人公・リンダも東京へ行けば自分は変われる、と、そう思っていたんですが、現実は違った。

「ふりふら」の場合、先の場面では、和臣が解決できないものは仕方ないと割り切ってます。ただ、まだ、コミックス2巻の話。

話は、また戻って「アレンとドラン」のリンダですが、東京へ来たからというよりも、大学の先輩・江戸川(エドガー)と出会ってから徐々にリンダ自身は以前より変わって行き、とりあえず当初の「自分を変える」という目標が達成できる訳なんですが。

事実、東京へは来たもののエドガーに出会う前の彼女は何も変わっていません。相変わらず以前のままの性格で、全く何が功を奏するかわからないんですが、ただ、物語はここから話がちょっとややこしくなります。

今現在、リンダとエドガーが付き合う、付き合わないですったもんだしていて、それがコミックス1巻の後の話(つまり6話目から)で、今ちょうど、8話目です。

自分を変えるきっかけとなったリンダが憧れていた江戸川(エドガー)は、実はちょっと一筋縄では行かない男性。またまた理想と現実にぶち当たってしまいます。

f:id:ibukiyama:20171217211811j:plain
Kiss 2018年1月号より

まあ、恋愛をすることが目的で東京へ出て来たわけではないので、良いと言えば良いのですが、エドガーを好きなったことが、自分を変えるきっかけになっただけに、彼女にとっては一難去ってまた一難。現実は厳しい。エドガーのことなんて放っておいて、このまま勝ち逃げしましょー、というのも何だか恩を仇で返すみたいで、さらに恋愛感情が絡んでいるので、どうにもこうにも・・・。

で、今、最新の8話目なんですが、この先どうなるのか分かるのは、来年の3月です。3~4か月に一話づつしか話が進まないので、まー、長いこと待たされる漫画です。果たしてこの二人はどうなるのかというか、というかとりあえず続きが気になります。段々、ラブコメマンガになって来てしまいました。

f:id:ibukiyama:20171217212153j:plain
Kiss 2018年1月号より

夢は遠くにあるからキラキラと輝いて見える、って何かで読んだ話なんですが、自分に都合のいいように見えてるだけなのかもしれないし、どうするかは本人次第ですね。運が良ければ想像していたものよりも、もっとすごいものに出会えることだってある訳で。さてさて。

「アレンとドラン」はコミックス1巻が発売中です。次回9話目は来年3月です。
思い、思われ、ふり、ふられ」は、コミックス6巻が発売中です。

またまた、二つの漫画がごちゃ混ぜになってすみません。